驚き

コレは、昨日の話なのですが、後輩の研究会発表練習がありました。


凄く驚いたことに、2週間ほど前に別の発表で僕が指摘したことが、まったくなおっていませんでした。
しかも、二度目にしてやっと発表スライドの意味が解かってきて (発表の内容の意味は解からない)、愕然としました。


あれだけひどい発表資料は久しぶりにみました。
ちょっとした感動を覚えるほどです。


それとともに、あ、こいつは頑張ってアドバイスしてもしようがないんだな…と思ってしまいました。
人の意見を意図的にしろ、意図的では無いにしろ、結果的に無視した場合は、まともに意見をもらえなくなる可能性がある、と言う認識を持てていない意味ががわからないです。


そういう人の発表練習は、全体的に諦めムードに包まれた発表練習となります。
以前は色々な質問や指摘をされていたのに、それがまったくでてこなくなったのは発表の質が向上したのではなく、上級生に見放された結果です。


資料が完璧すぎて質問や意見が出ない発表など見た事が無いです。
発表上手で、内容がわかりやすければ、さらに発展的な質問をしたくなります。例えば、研究の今後の展望を聞いたり、理論の更なる突っ込んだ説明を求めたり。


なのに、自分が完璧だとおもっちゃう人もいるわけですが、こう言う意味も無く自信過剰な人とは極力関わりたくなくなってしまいます…