アイデア

アイデアは考えるな。

アイデアは考えるな。

謎の会社、世界を変える。―エニグモの挑戦

謎の会社、世界を変える。―エニグモの挑戦


 「アイデアは考えるな。」は、アイデアの出し方を解り易く説明してくれている。「考えるな。」という題名だが、「フィーリングやら天からのお告げが降りてくるまで待つものですよ」という意味ではなく、アイデアを出すときに難しく考えすぎてはいけませんよ、と言う意味合いでしょうか。この本を読んで感化さて、友達と二人でブレインストーミング (2 人は少なすぎて、本来は 5〜7 人程度の人数でするのが良いらしいですが) したら、なんとなくアイデアっぽいものが出ました (使い道があるのかどうかは深く考えていないので不明ですが)。しかも、アイデアが出る出ない以前に楽しかったです。今度は、他にも友達で向いてそうな奴に声かけて、もっと多い人数でやりたいなと感じました。
 「エニグモの挑戦」はエニグモが設立される経緯から 2008 年までの事業の展開の流れが、代表のお二人の視点から記述されています。自分で思いつたサービス (バイマ) をなんとか形にしようと奮闘し、最終的にはサービスを立ち上げて運用を開始するのですが、その一連のストーリーが非常に臨場感がありました。その後に開始されたサービス (プレスブログ、フィルモ、ローミオなど) についても開始までの経緯が描かれており、面白いです。ベンチャー企業を立ち上げたいと言う願望のある人で、他のベンチャー設立逸話本を読んだことがない人にはお薦めです。