老朽マンションの奇跡

老朽マンションの奇跡

 著者が、自身の経営する出版社につとめる若い男性社員の生活改善を手伝いたい、と言う思いから老朽マンションを、デザイナーズマンションのような洗練された雰囲気をもつ、機能的な生活空間に、リノベーションするお話。まるで一つのベンチャー企業の起業ストーリーを読むときのように、非常にエキサイティングで、面白い。店舗も良く、とても読みやすく、現代日本の住居関連の問題、現状に触れられる内容となっています。一人暮らしをしていて引越ししたい人、一人暮らしをするために部屋を探している人、また、その他部屋を探している人にとって、とても興味深いお話だと思います。
 この本を読んで、広告のマンションチラシをチェックしてみようと思いました。